運動器向けモバイルエコーとは

運動器向けモバイルエコーとは 運動器とは主として筋肉及びそれに付帯する組織を指すことが多く、これに特化したモバイルエコーもあります。
モバイルエコーとは持ち運びも可能なポータブルタイプの超音波画像診断装置のことです。
体内の組織の様子を画像として捉えるためにはX線、CT、MRIなど種々の方法が実用化されていますが、筋肉、靭帯、腱、血管といったような軟部組織を正確に捉えることはこのような機器では難しいのが実情です。
ですが、超音波を利用すれば比較的容易に軟部組織であっても実態を見ることが可能になるというメリットがあります。
また、造影剤も必要ありませんから副作用の心配も生じませんし、放射線による被曝の心配もありません。
モバイルタイプであれば、医療機関の外に持ち出して利用することも可能で、整形外科分野ではこれが大きなメリットになるケースもあるでしょう。
スポーツその他の場面において、現場で即座に患部の画像を得られる利点は大きいからです。

モバイルエコー装置を持った内視鏡について

モバイルエコー装置を持った内視鏡について 超音波内視鏡とはモバイルエコー装置を持つ製品であり、消化管の内部から超音波検査を行うことができます。
そのため体表からのモバイルエコー検査とは異なり、腸の中の空気や腹腔の脂肪、骨などがモバイルエコーを妨げることもありません。
また、観察目的の近くから高い分解能の超音波観察ができることも特徴です。
主に上部消化管や大腸、膵臓といった場所の検査に使われており、臓器の内部や血管、リンパ節などを調べることができます。
超音波で粘膜下の状況を確認しながら細胞を採取することもできるため、病理検査に役立つでしょう。
通常の内視鏡では見ることのできない組織の内部まで観察できますし、潰瘍などの病巣がどこまで及んでいるかということや、表面には見えない粘膜下の腫瘍などを調べられるのです。
直接観察することが難しい部位の精密検査で使われることもあります。
胃や大腸など消化管の病変は画像を見ながら超音波端子を操作して調べますが、消化管外にある膵臓や胆道では画像に併せて端子を操作することになります。